平成29年を締めくくる12月2日(土)の勉強会は、資産運用を長く続けていくための情報を発信するブロガーとしても活躍されている㈱家計の総合相談センター勤務の尾上堅視氏を講師にお迎えして、SG水都おおさかと共催の勉強会を開催しました。
前半は、個人投資家として特に重点を置いている決算書の数字等について経験談を交えて解り易くお話し頂きました。また、具体例や無料で利用できる比較サイト等の紹介もあり、今後のFP活動に大いに参考になる内容でした。
後半は、お任せ投資についてお話し頂きました。
リバランスをしないより、した方が効果はあるけれど、毎月細かくするより、20%程度乖離したとき(バブルか大暴落なので)にするようにした方が効果的だということを、資料で説明されました。
また、将来を予測することはできないので、できるだけ下がるブレを小さくしてリターンをあげられる分散投資ができる投資信託を利用したい。DCやつみたてNISAなどでは、過去15年間において比較的安定的にリターンをあげている主要4資産分散(国内株式・外国株式・国内債券・外国債券の4資産に25%ずつ投資したポートフォリオ)の投資信託を利用して、お任せ投資をしてもいいのではないかというお話しでした。
個人投資家としての立場を十分理解したうえで、決して無理をしない合理的な視点で決算書の数字を読みこなし、比較・分析して投資するという尾上さんの株式投資のスタンスや経験がぎっしり詰まった2時間でした。
どうもありがとうございました♪