149回勉強会のご報告

平成最後の勉強会(3月27日開催)のテーマは「認知症」でした。
講師は、㈱フューチャープラン代表取締役でCFP🄬の下農美智子氏。
若年性認知症の夫の介護をされた経験談をまじえ、穏やかな口調でとても分かりやすくお話し頂きました。

 

FPにとっても避けて通れない知識の一つがリタイアメントプランにおける認知症への対応です。下農氏の場合は、働き盛りの夫が若年性認知症になられたケースだったので、幼子二人を育てながらの介護は一層大変だっただろうと思いながら拝聴しました。

2019年10月からは、新たな外国人材の受け入れが始まります。介護分野も対象です。2025年には高齢者の5人に1人が認知症…といわれるこの国における新たな人材の受け入れには期待したいところです。

 

認知症にならないためには、とにかくおしゃべりをたくさんすること!、美味しく食事をとること!、仲間と集う(社会とつながる)場を持つこと!などが重要とのこと。

ヨガで大切にする呼吸法を学び、自分の身体に問いかけることを教えて頂きました。

一人でも多くの人々が、健康な心身で穏やかな余生を過ごしていけるようにFPとして生活設計のお手伝いをしながら、認知症高齢者等にやさしい地域づくりに貢献できる認知症サポーターとなることを誓って閉会しました。

 

下農先生、ありがとうございました。

 

次回勉強会は、6月3日(月)に開催予定です。