150回勉強会のご報告

新しい元号「令和」になって初めての勉強会が2019年6月3日に開催されました。
ちょうど第150回目というメモリアル勉強会でもあったこの日の講師は、当SGの代表でもある税理士でCFP🄬の森島憲治氏。
「FP実務よもやま話」という題で、相続についてお話し頂きました。

相続は、万人にとって必ず遭遇するものですが、いつ訪れるのかは予測不能。
できるだけ、遺族の負担を軽くするように努力して、のこされた時間を楽しく生き抜いていくためのエンディングプランを、もうちょっと立ち止まって考えてはどうか。

民事信託(後継ぎ遺贈型受益者連続)を利用すると、遺言では認められない相続される財産が所有権ではなく受益権という債権に変換されて相続されるので、移転された財産から受益権のある受益者に経済的な実態が代々引き継がれていくという興味深い話もありました。

「厄介な財産」については生前処理と遺言書を作成して次の世代に迷惑を遺さないようにしたいこと、また長期的視点になって行動することが大切。質疑応答では誰もが相続したがらない「私道」や「残地」などの処分の実務について盛り上がりました。

 


勉強会の後は場所を移し、いつものように懇親会(二次会)でも中華料理に舌鼓を討ちながら、時間の過ぎるのを忘れて語り合いました♪